診療科
脳神経外科
脳神経外科とは
脳神経外科は中枢神経(脳・脊髄)と末梢神経の疾患に対して、外科的治療を含めた診療を行う専門科です。
当院ではくも膜下出血や脳出血に対する手術、未破裂脳動脈瘤に対するクリッピング術、脳梗塞の予防的手術(脳血管吻合術や頚動脈内膜剥離術)に対する手術をはじめとして、脳卒中の内科的治療、頭部外傷、頭痛、めまい、顔面けいれん、髄膜炎、認知症など多くの神経疾患の診療を行なっています。
脳神経外科で診療を行う疾患
- 脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)
- 未破裂脳動脈瘤
- 脳動脈狭窄症、頚動脈狭窄症
- 脳腫瘍
- 頭部外傷(急性硬膜下血腫、慢性硬膜下血腫、脳挫傷など)
- 顔面けいれん、三叉神経痛
- 水頭症
- 脳脊髄液漏出症
- 脊椎・脊髄疾患(頚椎症・椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症)
また、頭痛外来、顔面けいれんに対するボツリヌス療法、脳脊髄液漏出症に対するブラッドパッチ療法も行なっております。
リハビリテーション科
特徴
- 365日のリハビリテーションを実施します!
- 早期リハビリテーションを実施します!
- 病棟(病室)でのリハビリテーションを積極的に実施します!
- 入院当初から医師・看護師・リハビリスタッフ(PT・OT・ST)・医療相談員などが介入し総合的に患者様の支援をいたします!
入院した当日から病気の種類や病態別プログラムによる早期リハビリテーションを開始します。
入院直後からリハビリテーション医療を提供することにより、生活の目標を失うことなく早期の社会復帰、家庭復帰を実現させ生活の質の向上を図ります。2~3割の方は長期リハビリテーション治療が必要になりますが、脳卒中地域医療連携により、回復期リハビリテーション病棟を有する病院への転院をスムーズに行っています。
具体的な治療
理学療法(PT)とは
安静による二次的な障害(関節拘縮・筋肉の萎縮・肺炎・褥瘡など)を予防します。
身体に障害を持った方の運動機能や動作・歩行能力を最大限に回復するため、運動療法・基本動作訓練・起立歩行訓練を中心に実施いたします。
作業療法(OT)とは
身体や認知面に障害を持った方の運動機能や認知機能を最大限に回復するため、基本動作訓練・日常生活動作訓練・認知機能訓練を中心に実施いたします。
言語聴覚療法(ST)とは
言葉の障害(失語症・運動障害性構音障害)や食べ物の飲み込みの障害を持った方に対して、機能を最大限に回復するための訓練を実施いたします。
言葉の障害は早期から介入することで患者様やご家族に対し正しい知識と意思疎通の方法を指導し精神的な安定を図っています。