脳卒中センターを開設しました
当院では平成16年6月1日に脳卒中センターを開設しました。
脳卒中センターでは、24時間脳卒中患者さんを受け入れ、超急性期から専門的な治療を行っています。脳卒中は少しでも早く治療を開始することにより、後遺症を軽くすることができる場合があります。
脳卒中とは
脳卒中とは脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの総称です。その他、一過性脳虚血発作や意識消失発作なども治療の対象となります。脳卒中は一度発症すると、意識障害、片麻痺や言語障害など重い後遺症を残し、寝たきりの原因にもなります。
脳卒中を疑う症状
近年、脳卒中はブレインアタックと言われ、少しでも早く治療を開始することが、予後の改善につながるといわれています。
それではどんな症状が脳卒中に特有の症状なのでしょうか。
- 突然で今までに経験したことの無いような頭痛や首の痛み
- 意識を失う
- 半身の力が入りにくい、半身がしびれる
- 言葉が思うように話せない、呂律が回りにくい
- 激しいめまい
ご自身やご家族にこのような症状を認めたときには、ためらわずに当院に連絡をして受診をしてください。
また重症の場合には救急車を要請してください。
緊急検査、緊急手術について
当院では24時間体制で脳卒中の緊急検査や緊急手術に備えています。
CTスキャン、MRI・MRA、脳血管撮影、高気圧酸素療法、頚動脈エコーなどです。
開頭手術や血管内治療も常時行うことができます。