脳の病気

脳卒中

脳卒中とは脳血管が詰まったり、切れたりして起こる急性の脳血管障害のことです。脳血管が詰まると脳梗塞、切れると脳出血、脳動脈にできたコブが破れるとくも膜下出血になります。脳卒中は脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つの疾患がほとんどを占めます。その頻度は脳梗塞75%、脳出血が15%、くも膜下出血が5%と言われています。

脳卒中とは脳血管が詰まったり、切れたりして起こる急性の脳血管障害のことです。脳血管が詰まると脳梗塞、切れると脳出血、脳動脈にできたコブが破れるとくも膜下出血になります。脳卒中は脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の3つの疾患がほとんどを占めます。その頻度は脳梗塞75%、脳出血が15%、くも膜下出血が5%と言われています。

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くも膜下出血

くも膜下出血は脳表のくも膜と軟膜の間のくも膜下腔に出血する病気です。
激しい頭痛・嘔吐が起こります。
原因として脳動脈瘤の破裂が、全体の9割を占めます。
その他、脳動静脈奇形からの出血や原因不明の場合もあります。
くも膜下出血は、女性に多く高齢者に多いのが特徴です。
人口10万人に対して年間11~19人(飯田・下伊那地区では約30人)が発症すると言われています。

くも膜下出血は脳表のくも膜と軟膜の間のくも膜下腔に出血する病気です。
激しい頭痛・嘔吐が起こります。
原因として脳動脈瘤の破裂が、全体の9割を占めます。
その他、脳動静脈奇形からの出血や原因不明の場合もあります。
くも膜下出血は、女性に多く高齢者に多いのが特徴です。
人口10万人に対して年間11~19人(飯田・下伊那地区では約30人)が発症すると言われています。

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脳出血

脳内出血とは血管が切れ脳内に出血する病気です。
原因は高血圧による高血圧性脳内出血が最も多く、全体の約6割を占めます。
これは脳内の1mmに満たない細い動脈が動脈硬化を来たし、破綻することにより起こります。
その他、高齢者では脳の血管にアミロイドという物質が沈着することにより起こる脳内出血や、若年者では異常血管から出血を起こす脳動静脈奇形などがあります。

脳内出血とは血管が切れ脳内に出血する病気です。
原因は高血圧による高血圧性脳内出血が最も多く、全体の約6割を占めます。
これは脳内の1mmに満たない細い動脈が動脈硬化を来たし、破綻することにより起こります。
その他、高齢者では脳の血管にアミロイドという物質が沈着することにより起こる脳内出血や、若年者では異常血管から出血を起こす脳動静脈奇形などがあります。

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脳脊髄液漏出症

脳は硬膜と呼ばれる硬い膜で覆われ、髄液という液体に浮いています。
しかし、交通事故やスポーツなどの外傷により硬膜に小さな穴が開くと、そこから髄液が硬膜外腔に漏れ、脳脊髄液が減少した状態となります。
これにより、体を起こして暫くしてから起こる頭痛、めまい、手足のしびれ、全身倦怠感や視力障害などの症状が起こります。

脳は硬膜と呼ばれる硬い膜で覆われ、髄液という液体に浮いています。
しかし、交通事故やスポーツなどの外傷により硬膜に小さな穴が開くと、そこから髄液が硬膜外腔に漏れ、脳脊髄液が減少した状態となります。
これにより、体を起こして暫くしてから起こる頭痛、めまい、手足のしびれ、全身倦怠感や視力障害などの症状が起こります。

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脳梗塞

脳の動脈が動脈硬化などによって細くなり詰まってしまう病気です。
高齢者に多く比較的ゆっくりと発症します。
意識を失うことは少なく、足のしびれや感覚障害、運動障害、呂律が回りにくい、あるいは食べ物や水が口からこぼれるなどの症状が出ます。
これは脳梗塞全体の70%を占めるといわれています。

脳の動脈が動脈硬化などによって細くなり詰まってしまう病気です。
高齢者に多く比較的ゆっくりと発症します。
意識を失うことは少なく、足のしびれや感覚障害、運動障害、呂律が回りにくい、あるいは食べ物や水が口からこぼれるなどの症状が出ます。
これは脳梗塞全体の70%を占めるといわれています。

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